昨日=3/12,今度は、猪の捌き方の実地見学=研修だ。
前回は鹿だったのだが、今回は猪だ。前日に仕留められて、血抜きと内臓が取り出されている猪の捌きだ。
五郷の辻本さんで、狩猟の超ベテランだ。今回は犬を連れて一人で山には入り、猪を一発で仕留めて、一人で山から下ろしてきている。
5メートル位のところで、猪を撃ち倒すのだから、その迫力、緊迫には、感動するだけだ。
朝の10時から、始まった。すでに内蔵だけは取りに出されているから、その部分は眼で確かめる。すぐに皮を剥いでいく。この時期の猪は脂がのっているので、包丁=ナイフがすぐに切れにくくなる。丁寧に、まず身体半分の皮を剥ぎ、次はひっくり返して、同じように皮を剥いでしまう。そうすると真っ白な脂で覆われた猪の全体が出てくる。これをノコギリも使って、縦に完全に別ける。その前に頭部を切り離す。別けられた半分から、それぞれ、あばら骨を切り取る。この骨はスープにもなるし、肉が多くついてしまうと、焼いてもいけるのだ。
このあばら骨を取り去ると、胴体部と足の腿にきれいに別けられて、基本的に完了だ。後は、胴体、腿はそれは大きいので、必要に応じて分割するだけで、終了。
全く綺麗な肉なのだ。臭いもなく、脂が多くついて実に美味しい肉の仕上がりだ。頭部を「一発で撃ち抜いているので、傷がほとんど無く、血抜きも完璧なので、本当に綺麗なのだ。
今回は、途中でちょっことナイフで、皮を剥ぐ作業をやる。がうまく手が動かない。なかなか、剝いでいけないのだ。
今日も又、肉を貰う。その上に、最後に打ち上げの酒宴にも参加して、連れ合いに来て貰って連れて貰ってもって戻る。