
朝6時過ぎに檻と罠の点検に出かけた。一つの檻の仕掛けが落ちているではないか。近づいても中に何も入っていないようなので、鳥か何かが仕掛けの糸に引っかけて落ちたのかと思って、さらに近づくと、狸が出口のところで仕掛けの下敷きになって死んでいた。糸に触れて大慌てで逃げ出したのだが、逃げ切れず、落ちてきた仕掛けに丁度、首のところで挟まれてしまったようだ。
狸を食べるという勇気もなく、また皮のなめし方もわからないので、山に埋めることにした。山に埋めておくと他の動物たちが掘り起こして綺麗に食べてくれるのだ。
仕掛けが作動するという実験にはなった。次はイノシシか鹿がかかることを祈るだけだ。