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朝6時過ぎに檻と罠の点検に行くと、一つのポイントのくくり罠に鹿がかかっていた。今日は朝7時半には、ほほえみ館に出荷を予定していた。どうするか困ったが、雨がまだ降っていたので、裁く作業はやりにくいので、とりあえず、血抜きだけをしておこうと考えて、首をバールで叩いて気絶させ、頸動脈を切って、血を出せて、絶命させて、谷にいったん沈めた。
出荷の方は少し遅れることになったが、8時半には陳列台に並べることができた。
谷から鹿を引き上げて、家まで台車で運び、裁き作業を開始。まだ、小雨が降ったりしていたが、カッパを着ての作業となった。まだ、二回目の裁き作業で、段取りが旨くいかず、内蔵の処理中に大腸から糞を引き出してしまい、肉に部分的に臭いが付いたみたいだ。足の腿、と肝、心臓、背中の肉を取り出して、食用として確保し、それ以外は全て山中に埋めた。
この間、檻に至る所に5~10メートル位の間隔で誘引餌を置いているものを食べながら、檻の中には入ってこないので、どうしょうかと考えて、檻の近くにくくり罠を置くことにしたのが、これに鹿がかかったのだ。
少しの工夫の勝利だ。
出荷は、つくねいもが、250円のが4つ、200円のが2つで、計6,そして、竹のこ芋が一袋1キロで200円で、8個、午後三時までに完売であった。