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熊野だけに見られる冬の風物詩が始まった。熊野灘にサンマが来たのだ。
夏に北海道から始まり、三陸沖、そして房総沖ときた、サンマが遂に熊野灘に到着したのだ。
12月過ぎてから、10日頃から網にかかり始める。
北海道産や、三陸沖のサンマのように脂がのったものと違い、長い回遊の末にたどり着く熊野灘のサンマは脂が抜けて、少し、小振りになった姿である。
この熊野でしか獲れないサンマは、熊野に一つの文化を恵んでくれているのだ。
昔から、正月を迎えるために、熊野=紀州の人々は、新鮮なサンマを求め、寿司ネタとして、また、丸干しとして
保存食としてサンマとともに、生活をしてきている。正月には、サンマ寿司と昆布寿司は、どこの家でも並んでいたのだ。
実際に、このサンマ寿司も、サンマの丸干しも美味しいのだ。
熊野だけの味なのだ。今は、冷凍技術があるから、全国どこでも食べることが出来るようになっている。全国の人々にも味わって貰いたい熊野の味です。
我が家でも、とりあえず、15キロ購入して、丸干しにした。だいたい、5日頃干せば丁度良い堅さになる。昔はもっと、固く作っていたが、この頃は、スピードアップで、柔らかいものに変わってきている。約、150本になる。
田舎のどこの家でも、正月前に大量の丸干しを作って、田舎の味を遠くにいる子供達や、知人に届けるのだ。
農家民宿やまもとの、朝食の田舎料理体験の中心メニューなので、正月明けに、一年分を丸干しを作る予定だ。
希望する人がいれば送ります。