2/23,午後一時から、庚申様の祭礼が行われた。
庚申様は、昔から、「落とし物、忘れ物の発見に御利益」があるということで、集落の人々から、有り難がれています。
忘れ物や落とし物を捜しても見つからないときは、集落の人々は、庚申様に願をかける。と必ず、これが聞き入れられて、見つかるという。そして、すぐにお礼に参る。
だから、庚申様は大事にされてきている。
この日は、暖かくなり、非常に気持ちの良いなかで、集落の人々が、多く集まっての祭りとなった。
祭礼の儀式が終われば、最大の楽しみの餅まきがある。
前夜、集落の女性の人々によって、餅つきと袋詰めが行われている。
祭壇に供えられたお菓子なども一緒にまかれる。
餅拾いは、場所取りが勝負なのだ。遠慮していては負けだ。恥も外聞もなく、破廉恥に出しゃばることがポイントだ。このときだけは許されるのだ。
いつも、このときの写真を撮りたいと思うのだが、一瞬の勝負だから、一枚もとるヒマが無いのです。
餅まき終了後は、お供え物の御神酒で、酒飲みです。草むらに段ボールを敷いて、車座に座っての酒飲みだ。
この日は、暖かかったので、気持よく、時を過ごした。