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11/22は、歴史的な記念日になりました。三ツ口山で、初めての頂上までの山歩きが始まりました。
この日、熊野山岳協会の皆さん、総勢14名が、定例の山歩きに三ツ口山を選んで、三ツ口山に入りました。
三ツ口山は、15年前から、「広葉樹の山造り」が進められて、この夏から「森林空間活用林」として、解放されている部分と、昨年6月から始められている「100年計画の人工の自然林造り」の部分の二つがあります。
頂上は、「100年計画の人工の自然林造り」にあり、この「100年計画の人工の自然林造り」で、全山に獣害対策の「防護柵」が今年の春に完成し、続いて「管理道」がこの秋に一定整備されることで、全山を山歩きが可能になり、「三ツ口の里山を守る会」では、11月から、山歩きを計画している中で、熊野山岳協会が、トップバッターとして、この日に山歩きをしてくれました。

この日は、雨が降るかもと言う予報が流れる中で、車4台に分乗して、朝9時半過ぎに山小屋に到着しました。
準備を終えて、案内役の私が先頭を歩くことで出発しました。
とにかく、まず、上に登ることを優先して、途中での山をゆっくり見ることは、下りの時としました。が、これは愚作でした。山岳協会の人は山歩きに慣れているので、頂上に立つ事を目指して、動くのは当然なので、別に少々、途中に時間を取られても余り気にすることもなく、また、頂上に立てば、下りはそれに集中するので、下りにゆっくりと時間をかけるというやり方はしないようなので、こちらとしては、山をゆっくり味わって貰うという思いは空回りしたみたいです。

皆さんは足が強く、結構速いピッチで、頂上近くの展望の良い第6ポイントに11時20分につきました。
ここから、頂上へは30分ほどなのですが、頂上部は杉木立の中にあるので、眺望が良くないので、ここで早めの昼食にしました。

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ここで、頂上をバックに記念写真です。

曇りでしたが、最後まで、雨は落ちてきませんでした。
熊野山岳協会の西 賢二代表は、前夜は雨が降らないようにと2キロほど体重が減るほどのお祈りしたことが通じたのだと、語っていました。
曇りなので、1番見て欲しかった、大峰からの熊野までの山々の姿は残念ながら霞んでいました。
山を特定できませんでした。

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12時に頂上を目指して、出発で、12時半に頂上に立ちました。

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1時に下山開始で、2時半前には出発点の山小屋に戻りました。皆さんの足の強さが強烈でした。
山小屋では、地元の大橋市議が、午前には用事があって登れなかったが歓迎しますと待ってくれていました。
また、今日は辻本さんと森田さんが、「栃の実」を種として地中に埋める作業をしていて、下山中に一緒になり、山小屋に入りました。
今日が初めての山歩きという記念日と言うことで、辻本さんが「守る会」に小屋で火を焚いて、みんなを歓迎すべきではないかという提案があって、これに従って、火を焚いて皆さんを小屋で迎え、「鹿肉のしゃぶしゃぶ」と「甘茶」で、簡単な集いとなりました。

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辻本さんを囲んで、大橋さんが司会となり、皆さんが自己紹介と山歩きの感想を一言づつ語られ、辻本さんがこれに応える形で、三ツ口山の山造りについて、語られて、西さんが終わりの挨拶で、この日の山歩きの行事が完了しました。

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小屋の周辺では冬イチゴが、またリンドウやホオズキが、彩りを添えていました。

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今日山に植えられた栃の実です。約5キロです。

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