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昨日(7/20)、三ツ口山での山づくりの現況を見学に行ってきました。こちらは、山に行くのは7/2,3の山アジサイの刈込作業依頼です。
その間にも雨の日以外は、作業が続いていて、様々な作業が進行していました。

その一つは、35町歩で、谷沿いに作業道が、遂に頂上直下まで、開設が進んだことでした。
第6ポイント下あたりまで進んでいた道が、一気に進んだのです。
ススキだけを限定しての除草剤で枯らして、道を作っているのです。これで尾根からと谷筋からとで林内に入れます。作業道が縦横に開かれているのです。
上の写真は下からで、この写真は下方向を見たものです。

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この高さからだと大峰の山々が遠望できます。

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そして、この作業道を横断的に尾根に出ると、頂上まじかの所に出ます。

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35町歩はこの春から保育の段階に入っています。

すでに栃の木は2メートル以上の大きさも何本かありました。

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また、中段から下の谷沿いに植えられている花木は白い花をつけていました。この花木は来年には1メートルを超えるだろうから、並木道的に花が咲くのが見れるようです。春の桜と秋の紅葉との間の、夏の花が見れるようになります。

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タラの芽が早くも花を咲かせていて、ビックリです。

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辻本さんは、毎日山に入って保育の作業をやっています。
一口に保育といってもその作業内容は多岐にわたっていて、説明はできません。断片的にそのときにやっている作業内容を報告できるだけです。
この日は、ツルきりの作業をやっていましたが、これだけではありません。
35町歩の山内を隈なく一つ一つを丁寧に日々の変化を確認しながら、若木や芽がでた幼木を守る作業を続けています。茨を切ることなど、鎌や鉈などあらゆる作業道具を装備して、毎日作業を続けています。

10町歩の林内では、森田さんが木や草を荒げる作業をやっていました。
高層木、中層木の成長を促し、下層植生が育つようにと林内を整備しています。
整備が進んだところでは、林内は明るくなっています。これで、数年は手を入れなくても、成長が保証されるとのこと。

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山アジサイの刈込とその後の肥料の散布と木くずの散布で、山アジサイの整備が一つ終わっています。
また、この間、フキやゴンパチへの肥料播きも大きくは終わっているようです。
山菜では、タラの芽と、ウドが大きくなっています。特にタラの芽は巨木になりつつあります。来年の収穫後が大規模な剪定作業が必要なようです。