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二つの山=林業の歴史に学ぶ、企画展示会が開かれています。
全く、別個に企画・準備されたようですが、期せずして、戦前の熊野=東紀州の林業の隆盛を伝える企画展です。
今日的に、非常に学ぶべきテーマーです。

一つは、熊野古道センターで開かれている企画展で、「尾鷲林業物語」という表題で、「森林生産物の搬出方法」に焦点を当てながら、隆盛を極めた尾鷲林業の姿を伝える展示会で、すでに始まっていて、11月19日まで、尾鷲の「熊野古道センター」で開かれています。

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もう一つは、熊野市文化交流センターで、9/26から、10/1までの「保色山を巡る大又国有林の今昔」という展示会と、10/1には「ギャラリートーク」が行われます。
「副題」として、「林業華やかりしころの夢」とあります。飛鳥町大又の「大又国有林」は、その最盛期には、100軒の家があり、学校もあって「林業が国の柱であった頃の大又国有林事業の現場」を回顧する企画です。

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山=林業を国策の柱としていた時代がいかに築かれて、隆盛を極めていたかを当時の姿の再現で確認できるということはありがたいです。今日の山=林業の危機、過疎化の進行が歯止めなく進行している時、国策問題として山=林業問題を考えることが必要で大事なのかのヒントが存在していると思います。
是非、両方の展示会に足を運んでください。特に古道センターの企画は、11月19日までという長い期間の企画ですので、熊野に足を運ぶ機会の時は、是非、古道センターに、