DSCN8642


この栃の実の殻は、7年で実がなったものです。

先日、三ツ口山で、15年生の栃の木が実を着けたことを報告しました。それは辻本さんが50年かけて研究して、早く実る木を作ってきたものだと報告しましたが、実は、それよりももっと早く実を着ける木を辻本さんは作っていました。
その木から落ちた栃の実の殻です。

DSCN8628

DSCN8631

ここは和歌山県の飛び地で有名な北山村の大沼です。北山川の川端に5本の栃の木が植えられていて、それがこの10年ずっと実を着けています。
正確な年月は知っている人が亡くなってしまっていて、また、辻本さんも正確には覚えていないということで、少し曖昧ですが、10年前にこの栃の木が実を着けたとのことです。

経過説明ですが、北山村の高齢者の方が、敬老会の記念として、植樹をしょうとして、知人を介して、辻本さんに栃の木の苗をもらいたいという話があり、辻本さんは提供しました。
当時、辻本さんは早く実を着ける栃の木を作ろうと苗木を育てていたようで、それを提供したそうです。
その後、7年ぐらい過ぎたときに敬老会の方が一升瓶を下げて辻本さんの所に来て、「栃の実がなった。ありがたい」というお礼に来たそうです。
それで、辻本さんは、早く実を着ける木が出来たということを確認していたようです。
その時から、この苗木を「おませちゃん」と呼んでいたようで、
その後、三ツ口山で育てた栃の木が15年生で実を着けたのです。

この北山村の記念植樹は、年月が過ぎる中で、手入れをする人もいないようで、年に一、二度ぐらい草刈をするだけで、栃の実は動物たちが食べているようでした。もみじの木も植えられていました。

DSCN8636

DSCN8638

DSCN8641

この現場報告は、今日(10/6)、北山村に行って確認してきました。