農文協の月刊「現代農業」の兄弟誌の「季刊 地域」№35=10/1発行号で、三ツ口山での山づくりを、紹介する記事が掲載されています。
農文協の編集部がカメラマン同行で、一泊二日で、現地取材で編集されたものです。
全国版での初めて、三ツ口山が紹介されたものです。
ぜひ、一度手にしてください。そして、多くの人に紹介してください。
「広葉樹の山づくり」は、現在では、日本ではこの三ツ口山だけだと思います。
短い時間で、取材編集されたものですので、また、雑誌なので、制約があります。が、紹介という点では、良いものだと思います。
ぜひ、山づくりの現場に足を運んでください。また、読んだ感想や意見もよろしくお願いします。
戦後の林業政策の失敗がさらりと記されているのが良かったと思います。
本当はもっと大失敗と書きたいところを林野庁に遠慮して書いているように感じます。
誰がどう見てもスギ、ヒノキばかりを植えたのは大失敗で、この状態から人口的に自然林に変えていくのがどれだけ大変かを暗に伝えていると思います。
その手順、やり方も明確に書かれており記録として残すべき記事と思います。
山本さんもしっかり紹介されていて何よりです。
補足ですが、5kmにもおよぶ獣害防護柵を甥っ子とたったの2人で張り巡らせたのは特筆すべき偉業と思います。
この獣害防護柵がなければ、山づくりができないわけですので最重要事業だったわけです。そもそも誰もこんなことをやろうと思わないでしょう。
追記 : 表紙の写真が素晴らしいです。