DSCN0578

上記の表題での「詩画展」が、開かれています。図書館に用事で行ったら、会場が図書館が入っている「熊野市文化交流センター」が、会場でした。主催が「熊野市歴史民俗資料館」だったので、会場もそうだと思い込んでいたが、うまいぐあいに、自分の思い込みが修正されました。
狭い会場の30数点が展示されていました。
チラシには「忘れていた、人が生きることの真摯な息吹を、庶民の生活史ともいえる貴重な記録を詩画から感じとって下さい」とありますが、まさに生きた生活の記録です。ちょうど、自分が田舎で居った時なので、一つ一つが蘇り、感動のひと時を過ごしました。画集にして、多くの人に見てもらいたいものです。
描いた方は、80過ぎている元市職員の畑中弘生氏です。故郷の神川の暮らしぶりを思い出して、書いたものです。
全てを紹介したいですが、スペースの関係で少しだけです。希望者には、送りますので連絡を、

DSCN0583

北山川でのアユ釣り(チョンがけ)を描いています。当時はまだ、北山川にはダムが出来ていませんでした。

DSCN0585

アユが原寸大で書かれています。27,8センチの大きさです。まさに天然アユの風格です。30年代の終わりから、40年代にかけて、「吉野熊野総合開発」の名のもとにダムが造られ、山と海がの連鎖が破壊されました。ダムに「魚道」を造ることなど全く考えないという出鱈目な開発政策の結果です。

DSCN0584

上の図は、海から、北山川まで昇って来ているアユをひっかけて釣るという実にダイナミックのものです。川の水量が豊富であり、自然が生きている象徴的な図です。現在の田舎の自然は、「壊れつつある自然」です。

DSCN0602

これは、山から伐った木を出す木馬を描いています。
この図を見て、子供の記憶が蘇ります。
昭和24年4月、私の小学校の入学式の日、親父が「後3日で、終わるから、休めば仲間に迷惑をかけるから」といって、山に行き、そして、この木馬に押しつぶされて死んだ、ということが、

DSCN0603

中学卒業後、田舎を出て、戻ったのは、7年前です。その間、山のことは、全く知らずに、来ました。田舎に戻って、山を知ることが出来ました。

DSCN0605

DSCN0592

DSCN0609

DSCN0617

本当に懐かしいものばかりです。