ブログ 辻本さんの山、毎日新聞20140628_0001

6/25、毎日新聞中部本社の夕刊の「憂楽帳」というコラム欄で、同紙津支局長の松本宣良記者が「百年の計」という題で、辻本さんを紹介しています。
写真が小さいので、見にくいものになってしまっていますのでご免なさい。
新聞社の「顔」的コラム欄に、簡潔に、しかも、的確に辻本さんの姿を伝えています。
辻本さんの姿が、このような形で、人々に伝わることは非常に良いことだと思います。
是非、一度、辻本さんの山造りを見に来て下さい。案内します。
「人工の自然林」造りだと、いうのが「一番正確で良いのではない」かと、辻本さんは言っていますので、これからは「100年の計による人工の自然林」造りと表現していきます。
日本の山では、歴史的に、人々が気軽に山に入るということが少なかったと思うのですが、今では、山持ちですら、山には入らなくなっています。
確かに山にはそれぞれ所有者がいて、その人が自分の裁量でどのようにしょうとも、基本的には自由と言うことで来ていますが、しかし、山は自然のものであり、全ての人々の共有の財産であるはずです。今、個人の力で山を切り盛りすることが出来る人は数少なく、手が入らず、ほとんど放置されています。
ここ、熊野でも、山に入れば、間伐材が大量に放置されて、朽ち果てて、人が入れない状態の山になっています。
明治以来の日本の山造りを、根本から見直すことが求められていると思います。
「山持てば」「木が売れれば」という時代は、戦後の一時代、一時の話でしかなかったと言うことを明確にし、全ての人々が、共有の財産として、この山についての発言権を持つべきだと思います。
誰もが自由に入れる山の姿を創り出すことだと思います。
辻本さんの山造りには、夢と希望があります。