熊野での田舎暮らし

熊野での田舎暮らしの良さを伝えます。26年春に熊野までの高速道路が開通し、全国と高速道路で結ばれます。 熊野の自然と歴史と文化は、豊かです。じっくりと落ちついて味わってほしいと思います。 そのために様様な角度から伝えたいです。 熊野の田舎暮らしのために、農家民宿を7月から始めました。 様々な「体験メニュー」を紹介します。ホームページは、「農家民宿やまもと」で検索して下さい。

2013年10月

10月2日。花の窟神社の「お綱かけ」神事に参加

DSCN0695世界遺産に登録されている、花の窟神社の年二回の神事として、高さ45メートルの巨岩が御神体で、この御神体に綱を掛ける行事があり、参加した。日本書紀に伝わるイザナミノミコが葬られたといわれる御陵である。

9/30.熊野ー尾鷲道路開通。来年には全国の高速道路と直結

熊野地方の悲願としてあった、高速道路が開通した。尾鷲と熊野の間は、30キロほどの距離でありながら、山と海岸線の厳しさが、往来を厳しくしてきた。国道42号と国鉄紀勢線の全線開通で、相当改善されてきたが、台風や大雨で、紀勢線と国道42号がその都度停止されるという状況が現在も続いている。
尾鷲ー熊野間道路の開通は、紀勢道の全線開通と結びつくことで、全国の高速道路と直結されることになったのだ。予定では来年春。東海圏と近畿圏とが日帰り圏に入ったことになる。
熊野市は、来年春まで、「高速開通、熊野一億円キャンペーン」を展開し、開通をなんとかして、活性化につなげようとしている。確かに利便性や、災害時の物資輸送の柱となり得るので、新たな事態が始まることは歓迎すべき事かもしれないが、しかし、到来する事態は、熊野の地域の人々の想像を超えて、ものすごいスピードで、地域を激変させるだろうと推察する。一言で言えば、熊野は「都市圏」の格好の「日帰り圏」としてのみ、利用され尽くして、数年の内にその「日帰り騒動」も収束して、過疎化と集落の消滅という事態を迎える事となる危険性が高いと思うのだ。
熊野は「日帰り圏として利用」できる空間ではない。観光業界が日帰りプランを計画することには無理があるのだ。来年が「熊野古道」が世界遺産に登録されて10週年という一つの節目を迎える。これと「高速道路開通」を重ねることで、「日帰りプラン」が企画されるであろうが、それは一時のものでしかないことは明白なのだ。
熊野は、自然と歴史と文化を混然一体で、味わうことの中に価値があるのだ。それは「日帰り」という時間では無理があるのだ。
全国の林業、漁業を抱える地域は、過疎化と高齢化で、歴史的な危機を迎えて、もう相当の期間が過ぎている。
弥縫的なその場限りの場当たり的な政策で糊塗している間に、限界集落から、消滅集落へと事態が進行しているのだ。
熊野もその一つであるのだ。林業と漁業の抜本的な再生を柱にして、その豊かな自然と歴史と文化を守り、継承し、味わう喜びで人々が溢れるようにすべきだと思う。DSCN0739
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今年のウナギ漁が、まもなく終了だ。

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熊野川の上流の北山川の、上流の大又川が、わが地域を流れる川です。河口から約160~180キロ、川は底まで澄み切った清流です。山の管理=手入れが困難になるなかで、山の保水力が弱くなり、山からの栄養補給が弱くなることで、川の生き物が少なくなり、小型化してきている。自分が知っていた川の姿は約半世紀前なので、その違いの激しさにビックリしました。また、昭和30年代に、「吉野熊野総合開発」の名の下で、電源開発がダムを造ってしまい、魚が大又川に遡上することが基本的に阻止されてしまうと言う致命的に生命力が弱められてしまっています。
絶滅危惧種指定目前のウナギが、大又川では育っています。小さなウナギが放流されていて、川ではウナギが成長しているのです。
5月に入れば、川の水も少し温かくなり、ウナギが餌をあさり始めますので、漁の開始です。
今年始めて挑戦して、9月末で、20匹強を確保した。
近所の人にも、食べて貰い、また、「農家民宿」のお客様にも提供し、結構、喜ばれた。
そのウナギ漁も、まもなく、終了だ。月明かりの時には、ウナギ漁には不向きなので、今月末の月が消えたときが最後の挑戦だ。もう川に入るには寒すぎるぐらいなのだ。
漁は、ウナギが入っているか、入ると想定される石に仕掛けるか、延縄的に流すか、「もどり」を仕掛けるかだ。
夕方に仕掛け、朝、仕掛けを上げにいくときの期待と緊張は何とも言えないものだ。それは、すぐにしぼむものでしかないのだが、

柚胡椒を作りました

DSCN0736今年も柚がたくさん実をつけてくれた。柚は一年おきだと言われているが、昨年に続いて結構たくさん実をつけている。柚の木は70年以上の古木です。苔が枝に棲み着いている。
柚胡椒と柚味噌を作ることにしている。
青い柚と青い唐辛子で作るのですが、唐辛子はピーマンやシシトウと同じ時期に植えたので、早く赤くなってしまい、青いのが少なくて、小量の柚胡椒しか作れませんでした。
この柚胡椒に続いて、生姜の甘酢漬けも作りました。梅干し、梅酒、ラッキョの漬け物と、食べきれないほどの漬け物ができています。

秋が深まる。アケビは誰のもの

アケビの食べ頃が過ぎましたが、我が家の廻りには、アケビがたくさん成ります。甘くて美味しいので口にしますが、種が多くて、そのうまさを口にするのは大変です。ほとんど実を食べることは不可能です。鳥が来てはアケビに食らいつきます。ほとんんど鳥が食べていきます。
この鳥に姿を見ているとアケビはもともと、人間が食べるためのものではなく、鳥のためにあるのではないかと思う。人が口にしてはいけないのだ。口にできないようにと、種があれほど多いのだと理解すると種の多さも了解できます。自然には人間が口にしてはいけないものがあるのだということを了解することが必要ではないかと考えましDSCN0731た。
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投稿 by Kiyotsugu Yamamoto.