5/29、和歌山南部で、活動している「いちいがしの会」の10名のかたが、辻本さんの山造りについての交流のために三ツ口山に来てくれました。
「いちいがしの会」は、田辺の故後藤先生が中心になって1997年に設立されて現在では会員が300名をこえるという森造りでのグループです。
「いちいがしの会」については、その名で検索すれば出ますので、是非、一度見て下さい。故後藤先生の活躍については、「本」として出ていますのでそれもぜひ、眼を通して頂ければ、
竹中会長、岡崎副会長も含めて10名で、11時半過ぎに山小屋に到着で、昼食を食べながら、自己紹介も兼ねながら、早速山造りについての「意見交換」となりました。辻本さんの山造りの「核心である実生や防護柵」
などを巡っての話となりました。
夕方には田辺に戻る必要があるとのことで、時間は午後3時までが限度と言うことで、午後1時から山の現場見学となり、約一時間ほどでの山見学でした。
その後、山小屋に戻り、少しまだ時間があるとのことで、「防護柵作りの実際」を知りたいと言うことで、辻本さんが使用していたワイヤーや滑車などを持ち出して、その実際を再現する形で説明をしました。もっと、知りたいと言うことでしたが、残念ながら時間切れと成りました。
実際に「防護柵」作りに着手するならば協力しますからという辻本さんの話で終わりました。
新宮から来ていた岡崎さんともう一人の方は、遅くなってもよいのことで、「那智の滝上の原生林の再生」を巡っての議論が続けられました。午後5時までの話でした。
私の感想は、会の方々にとってもまた、辻本さんにとっても刺激的な有用な時であったっと思います。
辻本さんの山造りは、禿げ山として放置されていた山を一から、広葉樹の山として創るという壮大な実験であると言うことが、あらためて確認出来た1日でした。
11時半過ぎからの予定と言うことだったので、少し早くこちらが山には入り、谷底沿いの道造りの現場を歩きました。
結局、時間が少ないこともあって、予定の地点には行けず、途中で引っ返すことになりました。
谷底沿いに道を撞く作業は巨大な石を人力で動かしながら進めています。
その途中には木莓が今が食べ頃でした。容器を持っていなかったので、手に入る分だけをその都度、採りながら食べました。懐かしい味です。
山小屋周辺での山アジサイは蕾が開き花が咲き始めていました。
6/19には是非来て下さい。